【保険適用?】矯正相談に行ったら顎変形症の疑いが出た件について
- ありさです。
一昨日、とある矯正歯科へ矯正相談に行ってきました。
度々お話しているように、私は複雑な骨格であることから今までどの相談先でも矯正を勧められてきませんでした。
ですが職場のパート仲間の娘さんも骨格に異常を抱えており、どの矯正歯科でも断られてきたようですが、粘り強く探した結果良い矯正歯科が見つかったんだそうです。
その話を聞いて「もしかしたら私みたいなのでも治してくれる所あるかもしれない...」と思い直し、別の矯正歯科へ行ってみた次第。
ちなみに、『認定医』に加え『臨床指導医』の資格を持った先生がいる矯正歯科を選びました。
資格の保持者かどうかは、日本矯正歯科学会のHPから検索することが出来ます。
↓URL貼っておきます↓
さて相談の時のやり取りについて、どんな感じだったのか覚えている限りで解説します。
先生はThe・ベテランと言った感じの方でした。
もはや医者というより教授っぽい雰囲気です。
まぁ臨床指導医だもんね。
まず先生にざっと歯を見てもらいます🦷
「歯が1本足りないのは知ってる?元々?後から?」
と声をかけられました。
歯が足りないのは昔からどこの歯科でも言われてきたことでした。
今回も言われるだろうなと思ってましたので、「はい知ってます。元々です」と説明。
その後、私の頬に手を当て触診タイム。
先生「口開けたり閉じたりしてみて」
触診は初めてだったと思います。
言われた通りに口を開閉すると...。
先生「ああ、音鳴ってるね。ズレてるねこれ...」
そうなのです。
私下顎がズレてるんですよ。
何もしてないと分かりにくいんですけど、実は喋る時下顎の動きが上顎と合わないのです。
ずっと気になっていたことでした。
先生は「うーん...」と悩んだ後、こう言いました。
「100%にすることは無理です。全く同じ症例の方が今までに居ないので。」
それを聞いて「やっぱり私は駄目なのか...?」とショックを受けそうになっていると、先生がこう付け加えます。
「型を取ってからじゃないと何とも言えないけど、99.9%...100%に近くなるよう仕上げることなら出来るでしょう」
な、なんだってー?!
要約すると、私の場合、
・歯が1本足りないこと
・顎変形症の疑いがあること
という二重の要素を含んだ症例なのですが、これが非常に難しいパターンであるらしいのです。
ただ歯が足りないだけなら左右の本数を揃えるために歯を間引けばよいのですが、顎変形症は骨格レベルの異常であるため、そもそも矯正出来る土台ですらないのだそう。
これまで言われていた"顔が変形する"というのは、骨格を治さずに歯並びのみを無理やり治した場合の話なのだとか。
例えるなら、調査も何もしていないような土地にいきなり建物を建てるような感じ🏢🏠
この場合、これまでの矯正歯科でも言われたように矯正は確実に失敗するようです。
なので、まずは土地を調査し最適な形に整備するという工程が必要になるわけですが、骨格を治すのには少なくとも1年はかかるそうな。
長い!!
そして、1番衝撃だったのは...
顎変形症は関節の病気であり、歯列矯正はただの矯正ではなく"治療"という扱いになること。
つまり私の場合保険適用になる可能性が高いとのことでした。
触診の後先生から、「何でそのままにしてたの?」と聞かれました。
私は今まで他の矯正歯科で相談したことはあるがどこに行っても勧められなかったこと、「顔が変形する可能性が高い」と言われ怖くて諦めてしまったことなどをお話しました。
先生は「でも他の所も見ないと。今からだとかなり時間かかるよ。高校の時にやっておくべきだった。24だと遅すぎる」と言い、顎変形症の方達の矯正事例を見せてくださいました。
前述の通り骨格の治療に1年ほどかけてようやく矯正に移れるため、記録をざっと見た限り大体どの方も5〜7年かかっていました。
長い!!!
20代の女性はライフステージの移り変わりが非常に激しい時期だし、これから5〜7年同じ矯正歯科に通い続けないといけないというのはかなり厳しい制約になります。
結婚or旦那の転勤によって居住地が変われば通いにくくなる可能性も高いし、それなら学生のうちにやっておくべきだったのです。
それに20代の貴重な時期の殆どを矯正に費やすことになるわけで、やっと綺麗になったと思ったらもう30過ぎてたりするわけで...。
いやもうほんと、何で諦めちゃったんだろうね🫠
高校の頃の自分を殴りたいよ。
ちなみに偏頭痛や立ちくらみ、肩こりが酷いのもこの骨格の異常による影響が大きいと聞いてめっちゃ腑に落ちました。
これまで凝りからくる頭痛に悩まされて、後頭部(玉枕?という部分)を揉んで誤魔化すことがよくあったんですよね🤕
毎日母に肩を揉んでもらうぐらい肩こりも酷いんです。
顎のズレから来ていたのか...と思うと納得。
んで、このズレは放っておくと加齢とともに激しくなり、前述の症状が酷くなるだけでなく、顔面の非対称もより顕著になっていくようです。怖。
このように見た目だけでなく健康にも害があるので、治しておくに越したことはないわけです。
で今回診てくださった先生は口腔外科関係の資格を持っているため、私のような案件も受入可能とのことでした。
費用面や治療期間の長さの問題はあるけど、矯正が不可能なわけではないと知ることができて、希望が見えたような気がします。
ひとまずこの話は持ち帰ることにして、他の矯正歯科にも相談してこの意見が正しいのかを確かめたいと思っています。
早速来週の火曜と水曜にもそれぞれ別の矯正歯科に相談予約を取ってみました。
また報告します📖
今日はここまで。
それでは(・ω・)ノシ